はるの日々

大学受験を控えた日々とその後…。徒然に綴ります。

情緒不安定。

受験が近くなるときっと焦って情緒不安定になるだろうなと思っていた。

 

高みを目指して受験勉強頑張ってるならば、誰もが通る道。

不安になる。情緒不安定になる。

 

基本甚だ心配性な息子。

きっと受験前は情緒不安定で手につかなくなるんじゃないかと心配している。

 

でもそれが、まさかの1年前にやってきたw

びっくり。

また来年の今ごろ、もしくは今年の11月12月ごろも絶対情緒不安定になるとは思うけど、まさか今なるとは。

 

 

 

どうやら自分を自分で完全に追い詰めていた模様。

誰も追い詰めてない笑。

 

親は全然追い詰めてない。

親は追い詰めなくとも、応援してる存在ってだけで、安心とともに、

”応援→がんばって結果出さなきゃ”

って、いう自動思考みたいなものが働いて、こっちが何も言わなくても子どもは勝手にそう思ってしまう。

だから本当に何も言わない。

 

 

 

息子は国立理系の一応かなりレベルの高い志望校志望学部を目指している。

でも親としては多分(というか正直”絶対”(ゴメン...))無理だろうと思っている。

でも”君は無理だよ”と親が言う必要もない。

模試結果や塾の先生やらがちゃんと告げてくれる。

だから親は何も言っていない。

 

今はまだ、あと1年あるから、とりあえず志望校変えずにがんばっている。

 

 

けど、どうも、どうしようもなく、その目標がしんどくなったらしい。

(そりゃそうだよ←心の声)

現時点での感じと志望校の志望学部との距離が遠すぎて、つかみ取れる感覚があまりにもないらしい。

 

息子の周りには天才的な子もいる。

所謂1を聞いて10を知り・理解できる子。

 

息子は、彼の得意分野の勉強以外では、1を聞いて勝手に10以上を獲得してることもあったけど、勉強に関しては1を聞いて良くて5か6ぐらいが限界。国語とかじゃ、1を聞いて1を理解出来てるかどうかも怪しいのだw。本人もその辺は分かっている。

 

”蛙の子は蛙”

 

でも、志望校志望学部に行きたいがために、ちょっと自分を良く見積もってしまっている部分がある。でも周りの天才的な子を見ると、自分に自信がなくなってきたりしていたよう。

 

しかも今まで、ほとんど息子は勉強という勉強をせずにここまで来た。だから、勉強をちゃんとするということが初めてなので、友達が冬休み10時間勉強したよーなんて言われると、『えーどうしよう全然してない。出来てない』と焦ってしまったよう。それも1つの情緒不安定の原因の1つだったみたい。

→これに関してはまずは人と比較すな、とまず言った。

 

数学や理科がすごいスピードで進んでいく中、3週間学校休んで勉強道具も持たずに海外へ何度も行き、普段は塾も行かず、勉強もせず、宿題は海外遠征以外はしていたが、それ以外の勉強はテスト期間前だけ勉強してきた。

 

息子はだから、まだ1日10時間は勉強出来ない。勉強の体力もないし気力もない。

やって6時間。

 

私自身もそうだった。頑張って6時間。

 

大学入って国家試験前、このままなら本当に落ちるかもって思って2週間ほど死ぬほど勉強した。その時に初めて1日12時間以上勉強した。人間やれば出来るもんなんだと思ったけど、基本、机に向かって将来役にたつかたたんようなものを、自分が好きなもの以外勉強する気にあまりなれなかった。

 

受験時は、自分が好きなところはじっくりだらーっと勉強して、東大の問題が出ようがどんな問題が出ても解けるような状態になってたけど、自分がやる気が起こらないものはとことんしなかった笑。全然する気にならなかった。国家試験は全て基本自分の仕事に役立つから出来た。もちろん国試に合格しないと仕事に就けないからっていうのも大きいけど。

 

 

 

息子も

『基本、受験勉強が全てみたいな感じは、自分の中には違和感がある。でも志望校に入るにはするしかないからする。自分が面白いと思う部分の勉強は楽しめるけど、自分にとって面白くないものは苦痛。国立に入るにはやるしかないからするけど、苦痛なものは苦痛だから、自分の中では申し訳ないけど好きなものほどは頑張れない。それを受け入れようと思う。我慢して苦痛なものも頑張ってしようと思ってたら、全ての勉強が苦痛になってきた。これを我慢して勉強しなければ志望校志望学部に合格しないんだと思って、やらなきゃって思ってやってきたけど、やっぱり俺は無理だ。今まで勉強を苦痛だとほとんど思ったことないのに苦痛だと思ってしまったから』

と。

 

まぁでも本当きっと難関中学を受験する子よりしてないと思うんだよね息子、勉強笑。

本人も何となくそれも分かってて、

 

母『中学受験で難関中学合格しようとしてる子はそれを小学校でやってるんだよ』

息子『そう思うよ。俺には無理やわ。みんなえらいな』

 

と。

 

精神的な成長が私もすごくゆっくりだったけど、息子もすごくゆっくり。

早く大人になった方が人生得なんだけど、なかなか大人になれないんだよね。

まぁしょうがない。

 

色々受け入れて頑張ろう。

 

 

 

とりあえず、志望校はもういったん無理かもしれないと思いつつも、一応目指す勉強は続けるらしい。そしたら最低でもその1つ下の大学希望学部には入れる可能性が大きくなるだろうからって。

 

ってその1つ下でもめちゃくちゃ難しいけど。

 

まぁ親は何も言わない。

 

話は聞くけど。

 

判断は息子。

 

 

伝えたのは、

受験は人生のゴールではない。

大学入ってからの方がよっぽど大事。

大学入試なんて1つの人生の通過点。

ただ人生を決める上である程度大きな節目になるのは確か。

だからこそみんな頑張るんだし、心配になるんだし、怖くもなる。

でもいつでも人生は変えようと思えばかえられる。

受験は人との競争じゃない。倍率じゃない。自分が点を勝ち取れば入れるんだから。

そして高みを目指している受験生はみんな頑張っている。頑張ったら受かりたい気持ちが出る。そうなると不安も出る。みんなしんどい。良い経験。頑張れ。

 

受験は運も大きく左右するけどね。うむ。

それも含めてGood Luck !

 

 

とりあえず1つまた成長したかな。

 

 

 

まだまだ情緒不安定になるだろうけど、色々乗り越えていってほしい。

 

 

今日の私の心の整理整頓。

 

 

私もまたがんばろ。